「AIに頼む前に計画を作ると得する」って聞いたことありますか?
最近、AI好きな人たちのあいだで「高機能なAIを動かす前に、安いAIで計画書を作るとコストが下がる」という話が広まっているんですよ。なんでもKarpathyプロンプトという方法らしくて、ちょっと気になりますよね。
でも「本当にそうなの?」と実際に測ってみたら、単純に試すと逆にコストが上がってしまったという結果が出たんです。えっ、どういうこと?ってなりますよね。安心してください、ちゃんと理由があるんです。
そもそもこの話、何なのか
AIにコードを書いてもらう作業を「トークン(AIとの会話量の単位)」というもので測ることができるんですよ。トークンは使えば使うほどお金がかかる、いわばAIとの会話の切手代みたいなものです。
「計画を先に作る」手法とは、いきなりAIに仕事を丸投げするのではなく、まず段取りを整えてから渡すということなんです。優秀な上司が部下に指示を出すとき、「とにかくやって」じゃなくて段取りを整えてから指示するのと同じですね。
ところが、1回だけAIを呼び出す使い方では、計画書の文章がそのまま追加コストになってしまうことが分かったんです。計画書を渡すぶん、会話量が増えちゃうんですね。
じゃあどんなときに計画が効くの?
ポイントは「AIが何度も自分で判断しながら作業し続ける場面」なんですよ。これをエージェントループ(AIが自律的に繰り返し作業する仕組み)と呼びます。イメージとしては「AIに長期プロジェクトを任せている状態」です。
計画書なしで任せると、AIは「何をすればいいか考える→試しにやってみる→失敗する→また考え直す」と何度もやり直しを繰り返します。これが地味にコストを積み上げていくんですよ。
一方、事前に計画書を渡しておくと、AIが迷わず一直線に作業を終わらせてくれるんです。回り道が減るぶん、トータルでのコストが下がるわけですね。「段取り八分、仕事二分」という言葉そのままです。
嬉しいメリット3つ
① AIが迷子にならない
計画書なしだと、AIは「何をどの順番でやろうか」と毎回考え込みます。計画書があれば、優秀な新入社員に丁寧なマニュアルを渡した状態になるので、スムーズに作業が進みます。
② やり直しが減る
行き当たりばったりでAIが動くと、途中で方向転換が何度も起きます。計画があれば最初から正しい道を進めるので、無駄な作業が減るんですよ。
③ 結果が予測しやすい
計画書に書いた通りに進むので、「AIが何を考えてるか分からない」という不安が減ります。上司として部下の仕事の進み具合が見えやすくなるイメージです。
実際の使い方はこんな感じ
ステップ1: 計画書を作ってもらう
まず安くて手軽なAIに「世界水準の専門家として、完全で詳細な実行計画を作って」と頼みます。やりたいことをできるだけ具体的に書き添えるのがコツです。
ステップ2: 計画書を確認する
出てきた計画書を読んで、「この順番でOKかな?」と確認します。自分がOKを出して初めて次に進む、この一手間が大切なんです。
ステップ3: 計画書を本番AIに渡す
「以下の計画に従って実装してください」と一言添えて、高機能なAI(Claude Codeなど)に渡します。指示書つきで仕事を依頼するイメージです。
ここだけ気をつけて
「計画を作れば必ず安くなる」と思い込まないようにしましょう。短い作業・1回きりのお願いには逆効果になることがあります。計画書を作るぶんの費用が上乗せされてしまうんですよ。
また、「Karpathyプロンプト」という名前がよく使われていますが、これはAI界の著名人であるAndrej Karpathyさんが直接書いた言葉ではないようです。「Karpathyさんの考え方から生まれたプロンプト」と理解しておくと正確です。
今日のポイント
- 「計画を先に作る」手法は長い作業・繰り返しが多い作業のときに本領発揮する
- 1回だけAIに頼む短いお願いには計画書は逆効果になることもある
- 計画書を渡すとAIが迷わず一直線に作業できるので、回り道コストが減る
難しそうに見えて、考え方はシンプルなんですよ。「長い仕事を頼むときは、段取りを整えてから渡す」、これだけ覚えておいてくださいね。ぜひ次回AIに何か頼むとき、ちょっと意識してみてください!
Powered by 侍AI道場 (CCI)
PR
Claude Codeをクラウドで動かすなら
ConoHa VPSは時間課金から使えるVPSサービス。Claude Codeの実行環境をクラウドに構築したい方、ローカルAIを試したい方に最適です。最小構成なら月数百円から始められます。
Photo by Alvaro Reyes on Unsplash


コメント