AIの「速さ」って実は3種類ある?初心者向けにわかりやすく解説

AI入門

「AIって速いよね」って言うけど、何が速いの?

最近よく聞く「Claude(クロード)」というAIサービス、使ってみたことはありますか?実は「AIが速い」と一口に言っても、速さには3種類あるってことを知っている人は少ないんですよ。

例えば、宅配便でたとえると、「荷物が届いた!」と「荷物が出発した!」は別の話ですよね。AIの速さも、それと同じようなイメージなんです。

今回は、AIを使う上で知っておくとちょっと得する「速さの種類」を、わかりやすくお伝えします!

「AIの速さ」には3種類ある

① 全部終わるまでの時間:AIが答えを全部書き終わるまでの秒数です。バックヤードで自動処理するときに大切な指標なんです。

② 最初の1文字が届くまでの時間(TTFT:Time to First Token):これが「使ってて速い!と感じる体感速度」の正体なんです。チャットでAIに話しかけたとき、最初の文字がいつ出てくるかがポイントなんですよ。

③ 1秒間にどれだけ文字を生成できるか(tok/s):トークン(AIが言葉を扱う最小単位)を1秒間にいくつ出せるかという数字です。これが高いと、文章がスラスラ流れるように表示されます。

💡 初心者メモ: 「トークン」とは、AIが文章を読んだり書いたりするときの「言葉のかたまり」の単位です。日本語では大体1〜2文字で1トークンくらいのイメージです。

職場でたとえると、どういうこと?

①全部終わるまでの時間は「仕事の締め切り」のようなものです。裏側で自動でこなしてくれる処理には、この指標が大事なんですよ。

②最初の1文字が届くまでの時間は「上司に質問したとき、返事が来るまでの待ち時間」です。すぐに「ちょっと待ってね」と言ってもらえるだけで、安心感が違いますよね。

③1秒あたりの生成速度は「返事をもらった後、どれだけスラスラ話してくれるか」です。会話のテンポの良さと思ってもらえればOKです。

💡 初心者メモ: AIと会話するとき「なんか遅いな」と感じる原因は、ほぼ②の「最初の1文字が来るまでの時間」です。ここが短いだけで、使い心地がグッと変わりますよ。

実際に計測したら、意外な結果が出た!

「Opus(オーパス)は高性能だから遅い、Sonnet(ソネット)は速い」という常識がありました。でも実際に75回計測してみると、計測するタイミングによって順位がコロコロ変わったんですよ。

1回目は「Opusの方が速い」、2回目は「Sonnetの方が速い」という結果に。これはAIのサーバー(AIを動かしているコンピューターの集まり)の込み具合が影響しているんです。

体感速度(最初の1文字が来るまでの時間)で複数回計測したところ、Sonnet 4.6が一番安定して速かったという結果が出ました。

💡 初心者メモ: AIのモデル(種類)には「Opus(最高性能)」「Sonnet(バランス型)」「Haiku(軽量・高速)」の3タイプがあります。用途によって使い分けるのがコツなんです。

これを知って、何が変わるの?

AIを使っていて「遅い」と感じたとき、何が遅いのかを考えられるようになります。チャットでの返答が遅い場合は②の体感速度の問題かもしれません。

また「1回試して速かった/遅かった」という判断は、あまり正確ではないこともわかりますよね。まるで道路の混雑状況と同じで、時間帯によって変わるんですよ。

AIを選ぶときも「速い」「遅い」だけじゃなく、「何を基準に速いのか」を意識すると、自分の使い方に合ったAIを選びやすくなります。

ここだけ気をつけて

⚠ 注意: AIの速度は「1回試しただけ」では判断できません。サーバーの混み具合や時間帯によって大きく変わるので、「今日は遅かった」くらいの感覚で見ておくのがおすすめです。
⚠ 注意: 「高性能なAI=遅い」とは限りません。今回の計測でも、高性能なOpusが速かった場面もありました。「高性能=使いにくい」という思い込みを手放すのも大事ですよ。

今日のポイント

  • AIの「速さ」には3種類ある:全部終わるまでの時間・最初の文字が来るまでの時間・1秒あたりの生成速度
  • 体感速度のカギは「最初の1文字が来るまでの時間(TTFT)」:チャットで「速い!」と感じるのはここが短いから
  • 1回の計測で「速い・遅い」を決めるのはNG:サーバーの状況で変わるので、複数回確認するのが正解

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