「また最初から説明するの…」って感じたことありませんか?
AIに何か相談するとき、毎回こんな説明から始めていませんか?
「私はこういう仕事をしていて、このプロジェクトはこういう背景があって…」
実はこれ、AIの性能の問題じゃないんですよ。
AIには「会話が終わったら記憶がリセットされる」という仕組みがあるんです。
でも安心してください。
この問題、ちゃんと解決策があるんです。
そもそも、なんでAIは忘れるの?
AIとの会話って、実は「1回ごとに完全に独立している」んですよ。
昨日話したこと、さっき説明したこと、全部リセットされるんです。
これはAIが「賢くない」わけじゃなくて、設計上そうなっているってことなんです。
毎回ゼロから始まる——それがAIの標準の状態なんです。
解決策は「AIが読めるメモ帳」を作ること
天才AIエンジニアのカルパシー(Andrej Karpathy)さんが、すごいアイデアを公開しました。
「AIに記憶させるのは無理。でもAIが読めるメモ帳を作ればいい」という発想なんです。
普通の使い方はこうですよね。
人間がメモを作る → AIに貼り付けて質問する、という流れ。
でも彼のアイデアはちょっと違います。
人間は素材(記事やメモ)を渡すだけ。メモ自体はAIに書かせるんです。
何が嬉しいの?メリットを3つ紹介します
① 毎回の「背景説明」が不要になる
AIが自分のメモ帳を読んでから作業を始めてくれます。
「このプロジェクトって何でしたっけ?」がなくなるんですよ。
② メモを書く手間が激減する
記事やURLを渡すだけで、AIが要点をまとめてメモ帳に書いてくれます。
あなたは「素材を渡す係」になるだけでいいんです。
③ 知識がどんどん積み重なっていく
AIが自動で「このメモとあのメモは関係がある」とリンクを作ってくれます。
まるで自分専用の生きたマニュアルが育っていくイメージです。
どうやって始めるの?ステップで解説
難しそうに見えますが、基本はフォルダを3つ作るだけなんです。
ステップ1:フォルダを3つ用意する
パソコンの好きな場所に「my-wiki」というフォルダを作ります。
その中に「raw(素材置き場)」「wiki(AIが書く場所)」「inbox(後で処理する素材の一時置き場)」の3つを作ります。
ステップ2:AIへの「引き継ぎ書」を作る
「CLAUDE.md(クロード・エムディ)」というファイルを作ります。
これがAIへの指示書です。「このメモ帳をこうやって管理してね」と書いておく場所なんです。
ステップ3:素材を渡してみる
気になった記事のURLやメモを「raw」フォルダに入れてAIに渡します。
あとはAIが自動で「wiki」フォルダにまとめてくれるんですよ。
ここだけ気をつけて
「素材フォルダ」と「メモ帳フォルダ」は絶対に混ぜないことが一番大事です。
rawフォルダ(素材置き場)とwikiフォルダ(AIが書く場所)を混ぜてしまうと、何がAIの書いたものかわからなくなります。
また、最初から「全部の知識を入れよう!」と張り切りすぎないのもコツです。
まず1テーマ、5〜10個の素材から試してみると、仕組みが理解しやすいですよ。
今日のポイントまとめ
- AIが毎回忘れるのは仕様。性能の問題ではなく、設計上そうなっています。
- 解決策は「AIが読めるメモ帳」を作ること。フォルダ3つから始められます。
- メモを書くのはAIの仕事。あなたは素材を渡すだけでOKです。
「AIに毎回同じ説明をしている」と感じている人は、ぜひこの仕組みを試してみてください。
最初のセットアップさえできてしまえば、あとはAIが勝手に知識を積み上げてくれるんですよ。
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Photo by Jan Kahánek on Unsplash


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