「AI、なんか言うこと聞いてくれない…」って思ったことありませんか?
「AIに頼んだら、なんか余計なことまでやってきた」「毎回同じことを説明するのが面倒…」そんな経験、ありませんか?
実はそれ、AIへの「指示書」の書き方で、ほぼ解決できるんですよ。今日は、世界トップクラスのAI研究者が実践している「AIへの正しい指示の出し方」を、初心者向けにかみ砕いて紹介します。
「CLAUDE.md」って何ですか?(3行で説明します)
CLAUDE.md(クロード・エムディー)とは、AIアシスタント「Claude(クロード)」に渡す「あらかじめ書いておく指示書」のことなんです。たとえるなら、新しいアルバイトスタッフに最初に渡す「うちのお店のルールブック」みたいなイメージです。
これを用意しておくと、毎回「こうしてね」「あれはダメだよ」と説明しなくて済みます。AIが最初からそのルールを守って動いてくれるんです。
指示書があると、何がうれしいの?
うれしいこと① 毎回ゼロから説明しなくていい
AIとの会話は、毎回「初対面」からスタートします。昨日「こういう方針でいこう」と決めても、今日はAIがそれを覚えていないんです。指示書に書いておけば、新しい会話でも「昨日の続き」から始められます。まるで、引き継ぎノートをしっかり読んでいる優秀な後輩みたいですよね。
うれしいこと② 「余計なことしすぎ」を防げる
AIは「頼まれたら全部やろうとする」性質があります。「ログイン機能を作って」と言うと、メールでのログイン・SNS連携・指紋認証まで一気に作ろうとしてしまうんです。指示書に「まず最小限のものだけ作ること」と書いておくと、そういった「やりすぎ」を防げます。
うれしいこと③ 「絶対やってはいけないこと」を守らせられる
会社の大事な情報を外に出したくない、とか、お客様への文章に特定の表現を使いたくない、といった「絶対NG」のルールを事前に設定できます。口頭で毎回言わなくても、AIが自動で守ってくれる安心感はかなり大きいですよ。
「効く指示書」を書く4つのコツ
世界的に有名なAI研究者のアンドレイ・カルパシー(Andrej Karpathy)さんが実践していたコツを、初心者向けにやさしく紹介しますね。
コツ① いきなり「やって」と言わない
「〇〇を作って」とだけ言うのではなく、まず「どうやって作るか考えてから教えて」と一言添えましょう。人間でも、いきなり「これやって」より「まず段取りを説明して」と言った方が、ミスが減りますよね。それと同じです。
コツ② 最初はシンプルなものを頼む
最初から完璧な仕上がりを目指さなくてOKです。「とりあえず一番シンプルな形で作って」と伝えて、あとから少しずつ追加していく方が、結果的に早くうまくいきます。一気に豪華な家を建てるより、まず柱を立てるイメージですね。
コツ③ 変更は最小限にお願いする
「ここだけ直して」とお願いしたのに、関係ない部分まで勝手に変えてくる…ということがあります。「変えるのはここだけ、他は触らないで」と明示すると、想定外の変更を防げます。
コツ④ やったら確認する
AIが「できました」と言っても、必ず実際に確認しましょう。「たぶん大丈夫」でそのまま使うのは危険です。優秀な部下の仕事でも、上司が最終チェックするのは当然ですよね。
指示書を書くときの「始め方」ステップ
ステップ1: まず「絶対やってはいけないこと」を5つ以内で書き出す
たとえば「お客様情報を外に出さない」「勝手に公開状態にしない」など、「〜しない」という否定の形で書くとAIに伝わりやすいです。
ステップ2: このプロジェクト・仕事だけの特別ルールを書く
「誰でも知っていること」は書かなくてOKです。「AIに常識を教える」必要はありません。「うちだけのルール」だけを書くのがポイントです。
ステップ3: 全部で100〜200行くらいにおさめる
書きすぎると逆効果です。ルールが多すぎると、AIもどれを優先すればいいか分からなくなってしまいます。大事なことに絞って、短くまとめるのが鉄則です。
ステップ4: 定期的に見直す
仕事の内容が変わったり、新しいやり方を覚えたりしたら、指示書も更新しましょう。古い指示書のまま放置すると、AIが的外れなことをし続けてしまいます。
ここだけ気をつけて!注意点
今日のポイントまとめ
- 📝 「指示書(CLAUDE.md)」とは、AIに事前に渡すルールブックのこと。毎回説明する手間がなくなります
- ✅ 指示書には「このプロジェクトだけの特別ルール」と「絶対NGなこと(5つ以内)」だけを書くのが効果的
- 🔄 指示書は定期的に見直す「生きたドキュメント」。書いたら放置はNGです
最初は「どんなルールを書けばいいんだろう?」と迷うかもしれません。でも大丈夫です。まずは「これだけはAIにやってほしくないこと」を1つ書くところから始めてみてください。小さな一歩が、AIとの仕事をぐっとラクにしてくれますよ!
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