AIへの指示が途中から守られなくなる、って経験ありませんか?
「AIにちゃんとルールを伝えたのに、なんか途中から言うこと聞かなくなった…」って感じたことありませんか?これ、あなたのやり方が悪いわけじゃないんですよ。実はAIツールには「会話が長くなるとルールを忘れてしまう」という弱点があるんです。今回はその問題をサクッと解決する方法をご紹介します!
「CLAUDE.md」と「Hook」って何なの?
まずCLAUDE.md(クロード・エムディー)というのは、AIへの「指示書ファイル」のことなんです。「このプロジェクトではこのルールを守ってね」と書き込んでおく、いわばAIへの就業規則みたいなものですね。
ただこの指示書、会話が5回・10回と続くうちに、AIが少しずつ内容を忘れていっちゃうんです。エラーも出さずに静かにルールを破り始めるのが困りポイントで。
そこで登場するのがHook(フック)です。Hookは「AIが特定の作業をしようとした瞬間に自動で動くチェック機能」のことなんですよ。指示書が「お願い」なら、Hookは「強制」できる仕組みってイメージです。
何が嬉しいの?メリット3つ
① うっかりミスを自動で防いでくれる
たとえばAIが「重要なファイルをまとめて削除するコマンド」を実行しようとしたとき、Hookが自動でストップをかけてくれるんです。会社で言えば、重要書類をシュレッダーにかける前に「本当に捨てていいですか?」と確認してくれる優秀な秘書みたいな存在ですね。
② ファイルを保存するたびに自動で整える
AIがコードを書いたあとに、自動で見やすく整形(フォーマット)してくれる設定もできるんです。毎回「きれいにして」と頼まなくてよくなるので、かなりラクになりますよ。提出書類を出したら自動でレイアウトが整う、みたいなイメージです。
③ 作業の開始・終了時に自動でチェックしてくれる
AIとの作業セッション(作業の一区切り)が始まるとき、必要な環境が整っているかを自動確認してくれます。現場に入る前に持ち物チェックを自動でやってくれる、そんなイメージですね。
どうやって始めればいいの?
実際の設定はちょっと技術的な話になるので、ここでは「何をどの順番で準備するか」をわかりやすくお伝えしますね。
ステップ1: 指示書(CLAUDE.md)を正しく書く
まずAIへの指示書を作るんですが、書き方にコツがあります。「良いコードを書いてください」みたいなふんわりした内容はNGです。AIはそんなこと最初から知っているので、書いても意味がないんですよ。
代わりに書くべきなのは、あなたのプロジェクトだけの特別なルールです。たとえば「このサービスでは記事を自動公開しない。必ず下書き保存にする」みたいな具体的なルールですね。また、ルールは多すぎるとAIが混乱するので、絶対に守らせたいルールは5個以内に絞るのがポイントです。
ステップ2: Hookの設定ファイルを用意する
Hookの設定は、プロジェクトフォルダの中に「.claude」というフォルダを作って、その中にsettings.json(セッティングス・ジェイソン)というファイルを置くことで動きます。設定ファイル(settings.json)は、AIへの「動作ルール集」を記録したメモみたいなものですね。
ステップ3: どのタイミングで何をチェックするか決める
Hookには「いつ動くか」を指定できる5種類のタイミングがあります。
- PreToolUse(プリ・ツール・ユーズ): AIが何か作業をする前に動く → 危険な操作をブロックするのに使う
- PostToolUse(ポスト・ツール・ユーズ): AIが作業した後に動く → 自動で整形・テストするのに使う
- SessionStart(セッション・スタート): 作業開始時に動く → 環境チェックに使う
- SessionEnd(セッション・エンド): 作業終了時に動く → 記録の保存に使う
- Notification(ノーティフィケーション): 通知が来たときに動く → SlackやDiscordと連携するのに使う
ステップ4: 実際に動くか確認する
設定したら、わざと危険な操作をAIにお願いして、ちゃんとブロックされるかテストしてみましょう。実際の本番データではなく、テスト用の環境で確認するのがおすすめです。
ここだけ気をつけて!
今日のポイントまとめ
- 📄 CLAUDE.md(指示書ファイル)は会話が長くなるとAIが忘れてしまう。これは仕様で、あなたのせいじゃない!
- 🔒 Hook(自動チェック機能)を使えば、ルールを「お願い」から「強制」に格上げできる
- ✏️ 指示書にはあなたのプロジェクト固有のルールだけを5個以内で書くのが効果的
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