AIに自動でプロジェクトのルールを教える方法【初心者向け】

AI入門

「AIプログラミングのルール設定」って聞いたことありますか?

最近、AIがコードを書いてくれるサービスがたくさん出てきましたよね。Claude、Cursor、GitHub Copilotなど、名前を聞いたことがある人も多いと思います。

でも実は、何も設定しないとAIは「一般的なやり方」でしかコードを作ってくれないんです。「うちの会社のルールはこうなんだよ」って毎回説明するのは大変ですよね。

そこで今日は、AIに一度だけルールを教えたら、あとは自動で従ってくれる便利な方法をご紹介します!

これって何なの?3行で説明します

「.mdファイル」っていう特別なファイルを1つ作って、プロジェクトフォルダに置くだけの簡単な方法なんです。

このファイルに「うちのプロジェクトではこういうルールでお願いします」って書いておくと、AIが自動で読み込んでくれるんですよ。

つまり、パソコンの中の優秀な部下に「業務マニュアル」を渡すイメージですね。

💡 初心者メモ: .mdファイルとは、文字だけで書けるシンプルな文書ファイルのことです。WordやExcelより軽くて、プログラマーがよく使います。

何が嬉しいの?メリット3つ

1. 毎回説明する手間がなくなる

普通なら「今回も青色は#1A1C1Eでお願いします」って毎回AIに伝える必要があります。でも一度ルールファイルに書いておけば、新入社員に業務マニュアルを渡すみたいに、AIが自動で覚えてくれるんです。

2. チーム全員が同じルールでAIを使える

会社で複数の人がAIを使う場合、みんなバラバラのルールで使っちゃうと統一感がなくなりますよね。でもルールファイルがあれば、全員が同じ「指示書」を使って仕事を頼めるので安心です。

3. ミスが減る

人間って忘れっぽいので、「あ、今回色の指定するの忘れた」ってことがありがちです。でもAIは一度教えたルールを絶対に忘れないので、指示漏れによるミスが激減するんですよ。

実際に使われている2つの方法

CLAUDE.md(クロード向けのルールファイル)

Claude(クロード:AIプログラミングツールの名前)専用のルールファイルです。「CLAUDE.md」という名前でファイルを作ります。

何を書くかというと…

  • 使うプログラミング言語(「TypeScriptでお願いします」など)
  • フォルダの整理ルール(「テストファイルはtests/フォルダに入れて」など)
  • やっちゃダメなこと(「console.logは本番コードに残さないで」など)
💡 初心者メモ: TypeScriptとは、JavaScriptというプログラミング言語をより安全に使えるようにしたバージョンです。console.logは、デバッグ(バグ探し)で使うコードですね。

DESIGN.md(デザイン専用のルールファイル)

こちらはGoogleが作った、デザインのルールを教えるための専用ファイルです。「DESIGN.md」という名前で作ります。

何を書くかというと…

  • ブランドカラー(「メインの青色は#1A73E8」など)
  • フォントのルール(「見出しはBold、本文はRegular」など)
  • ボタンの形(「角丸は8pxで統一」など)

DESIGN.mdの特徴は、アクセシビリティ(障害のある方でも使いやすいデザイン)のチェック機能が付いていることなんです。

💡 初心者メモ: #1A73E8のような記号は「カラーコード」といって、色を数字で表す方法です。8pxは「8ピクセル」、画面上の長さの単位ですね。

どちらを使えばいいの?

実は、両方一緒に使うのがおすすめなんです!

CLAUDE.mdで「どうプログラムを書くか」のルールを教えて、DESIGN.mdで「どんな見た目にするか」のルールを教える。

会社でいえば、「業務フロー」と「ブランドガイドライン」の両方をAIに渡すイメージですね。

始め方(超簡単3ステップ)

ステップ1: まずはCLAUDE.mdから

プロジェクトのフォルダ(一番上の階層)に「CLAUDE.md」というファイルを作ります。

中身は普通の文章でOK。「このプロジェクトではTypeScriptを使ってください」「テストは必ず書いてください」みたいに書くだけです。

ステップ2: Claudeを起動する

Claude Codeを開くと、自動でCLAUDE.mdファイルを見つけて読み込んでくれます。特別な設定は不要なんです。

ステップ3: デザインも統一したいならDESIGN.mdを追加

WebサイトやアプリのUIを作る場合は、DESIGN.mdも作ってみましょう。Googleが無料でテンプレートを提供しているので、それをダウンロードして自分の会社のブランドカラーなどに書き換えるだけです。

💡 初心者メモ: テンプレートとは「ひな形」のことです。必要な項目があらかじめ用意されているので、中身を書き換えるだけで完成します。

ここだけ気をつけて

⚠ 注意: DESIGN.mdはまだ「アルファ版」(試作段階)です。今後、書き方のルールが変わる可能性があります。

でも心配しないでください。基本的な考え方は変わらないので、まずは簡単なルールから始めて慣れていくのがおすすめです。

最初は「メインカラーはこの色」「フォントはこれ」程度の簡単なルールでも十分効果を実感できますよ。

今日のポイント

  • ルールファイルを1つ置くだけで、AIが自動で覚えてくれる
  • CLAUDE.mdはプログラムのルール、DESIGN.mdはデザインのルール
  • 両方使えば、「作り方」と「見た目」の両方を統一できる

「毎回同じことをAIに説明するのが面倒」と感じている方は、ぜひ試してみてくださいね。最初は簡単なルールから始めて、慣れてきたら少しずつ詳しくしていけばOKです!

もっと詳しく知りたい方はこちら

この記事の元になった詳細版をnoteで公開しています。
コード例・設定ファイル・応用テクニックなど、実践的な内容が満載です。

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