AIに「呪文」を登録して作業を自動化する方法【初心者向け】

AI入門

「毎回同じ指示を打ち込む」って、ちょっと面倒じゃないですか?

AIツールのClaude(クロード)を使っていると、「バズる投稿を作って。冒頭3行で引いて、数字を入れて…」って毎回同じ長い指示を打ち込むことになりませんか?

実は、その指示を「コマンド(ショートカット呼び出し命令)」として事前に登録しておくと、次からたった1単語で同じ作業が実行できるんですよ。

今回はそのしくみを、プログラミング知識ゼロの方でもわかるように紹介しますね。

これって、いったい何なの?(3行で説明)

「カスタムスラッシュコマンド(自分専用のAI呼び出しショートカット)」という機能の話なんですよ。AIへの指示書をあらかじめ保存しておいて、好きな名前で呼び出せるしくみです。

イメージは「優秀な部下にマニュアルを渡しておく」感じです。毎回説明しなくても、「例のやつ、やっといて」の一言で動いてくれるんです。

Claude Codeというツールの中に、自分だけの「呪文リスト」を作れる、そういう機能なんですね。

💡 初心者メモ: Claude Code(クロード コード)とは、AIのClaudeをパソコンで使うための専用アプリのことです。ChatGPTに似た会話型AIツールだと思ってもらえればOKです。

何が嬉しいの?(メリット3つ)

① 毎回の「指示書」作りが一瞬で終わる
たとえばSNS投稿を作るとき、普通は「バズる形式で、冒頭は強めに、文字数は140字以内で…」と毎回打ちますよね。コマンドを登録しておけば、/viral と打つだけで完了です。

② 自分の仕事スタイルに合わせてカスタムできる
会社のマニュアルを部門ごとに作るイメージです。「営業用」「広報用」「企画用」と、自分の業務に合った指示書を何個でも作れるんですよ。

③ チームで共有できる
作った呼び出し命令(コマンド)はファイルとして保存されます。それをチームに配れば、全員が同じ品質でAIを使えるようになるんです。指示のばらつきがなくなるのは大きいですよね。

どんな「呼び出し命令(コマンド)」があるの?

実際にどんなことができるか、わかりやすく4つのグループに分けて紹介しますね。

📊 調べる・分析する系
たとえば /analyze と打つと、バズった投稿の「なぜ伸びたか」を自動で分析してくれます。/summarize なら長い文章を3行にまとめてくれるんですよ。

📣 SNS投稿を作る系
/viral でバズりやすい形式の投稿に変換、/hook で「続きを読みたくなる書き出し」を10パターン生成、/thread で長文をスレッド形式(連続投稿)に変換。SNS運用が一気に楽になりますよ。

💰 販売・集客につなげる系
/sales で「売れる文章」に変換、/cta で「今すぐ行動させる一文」を生成、/dm でDMの文章を自動作成。いわばAIが「営業トーク担当」になってくれる感じです。

📝 記事・コンテンツを作る系
/outline で記事の骨組みを作成、/title でクリックされやすいタイトル案を生成、/calendar で1ヶ月分の発信スケジュールを作成。コンテンツ制作の時間が大幅に短縮できるんです。

💡 初心者メモ: 全部で40種類のコマンドがあります。全部使わなくても大丈夫。自分がよく使いそうな5〜10個だけ試すところから始めましょう。

始め方(3ステップ)

難しそうに見えますが、やることはシンプルです。順番に見ていきましょう。

ステップ1:Claude Codeをインストールする
まだ使ったことがない方は、Anthropic(アンソロピック)の公式サイトからClaude Codeをダウンロードします。インストール手順は公式サイトの案内に従えばOKです。

ステップ2:「指示書を保存する専用フォルダ」を作る
パソコンの中に、コマンドを入れておくための専用フォルダを用意します。難しい操作は不要で、フォルダを1つ作るだけです。フォルダ名は .claude/commands という決まった名前にします。

ステップ3:使いたいコマンドの「指示書ファイル」を保存する
たとえば「バズ投稿を作るコマンド」なら、その指示内容を書いたテキストファイルを viral.md という名前でそのフォルダに入れます。あとは Claude Code で /viral 〇〇について と打つだけです。

💡 初心者メモ: 「.md ファイル(マークダウンファイル)」とは、メモ帳で作れるシンプルなテキストファイルの一種です。拡張子(ファイルの末尾の文字)が .md になっているだけで、中身は普通の文章でOKです。

ここだけ気をつけて

⚠ 注意: コマンドの指示書の内容は「AIへの命令文」です。曖昧な書き方をすると、思った通りの結果が出ないことがあります。最初はシンプルな指示から始めて、少しずつ調整するのがおすすめです。

「魔法の命令」ではありません。コマンドはあくまでも「事前に書いた指示をAIに送る」しくみです。指示の質が結果の品質を左右するんですよ。

⚠ 注意: 生成された文章はそのまま使わず、必ず自分の目で確認してください。AIは事実と異なる内容を自信満々に出力することがあります(これを「ハルシネーション(AIが作り出す誤情報)」と言います)。

また、Claude Codeの利用には月額料金がかかる場合があります。無料枠の範囲を確認してから始めると安心ですよ。

今日のポイントまとめ

  • 📌 カスタムスラッシュコマンドとは、AIへの「定型指示書」をショートカット登録する機能のことです
  • 📌 SNS投稿・記事作成・営業文など40種類のコマンドがあり、自分の仕事に合わせて使い分けられます
  • 📌 始め方は「フォルダ作成 → 指示書ファイルを保存 → コマンドを呼び出す」のたった3ステップです

毎回同じ指示を手打ちするのは、上司に毎回同じ説明をするようなもの。一度マニュアルを渡せば、あとはお任せでいい——そのしくみを、AIでも作れる時代になったんですよ。ぜひ試してみてください!

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コード例・設定ファイル・応用テクニックなど、実践的な内容が満載です。

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