「このAIサービス、信用していいの?」って思ったことありませんか?
ChatGPTやClaudeなどのAIサービス、毎日使っている方も多いですよね。でも、ふと気になりませんか?「自分が入力した内容って、どこに送られてるんだろう…」って。実は、これを自分の目で確認できるツールがあるんですよ。難しそうに聞こえますが、仕組みを知るだけでもぐっと安心できるんです。
「通信の傍受」って、そもそも何なの?
AIサービスに文字を入力すると、その内容はインターネットを通じてAI会社のサーバーに送られます。普通はこの通信、暗号化(HTTPS)(データを鍵でロックして送る仕組み)されていて中身が見えません。イメージとしては、封をした封筒を郵便で送るような感じです。
「通信の傍受」とは、その封筒が届く途中で中身を一旦確認してから送り直すような仕組みのことです。職場に例えると、「上司への報告書を、途中でチェック役が内容を確認してから届ける」感じですね。これを自分のパソコン上で自分の通信だけに対してやることで、「何が送られているか」を確認できるんですよ。
悪い人がやれば盗み見になりますが、自分のパソコンで自分の通信だけに使えば、プライバシー確認ツールになるんです。
実際に確認できる内容って何?
試しにClaudeというAIに「こんにちは」と送ってみたとき、裏側では次のような情報がやりとりされていることが確認できました。
AIに「送られていた」もの:
- あなたのアカウント認証情報(パスワードのようなもの)
- 入力したメッセージの内容そのまま
- 使用しているAIのモデル名(AIの「バージョン」のようなもの)
AIから「返ってきていた」もの:
- AIの返答内容
- トークン数(トークンとはAIとの会話量の単位で、使用料金に関わります)
- リクエストID(この会話に割り振られた管理番号)
こんなことが嬉しくなりますよ
① 自分の情報を「見える化」できる
普段は見えない通信の中身を、自分の目で確認できるようになります。職場で言うと、「担当者がどんな報告書を上司に出しているか、こっそり確認できる」イメージです。何が送られているかを知ることで、余計な情報を送らない工夫もできます。
② セキュリティ意識がぐっと上がる
「AIに個人情報を打ち込んで大丈夫?」という疑問に、自分で答えを出せるようになります。実際に見てみると「あ、こんな情報まで送ってたのか」と気づけることも。知識ではなく体験として理解できるのが大きなメリットです。
③ 無料でプロ並みのチェックができる
セキュリティの専門家が使うツールは年間数万円することも。でもHettyは完全無料です。専門知識ゼロでも「とりあえず見てみる」ところまでなら、誰でも挑戦できますよ。
始め方(ざっくり3ステップ)
専門的な設定の詳細は省きますが、大まかな流れはこんな感じです。
ステップ①:ツールをダウンロードする
「Hetty」というツールをGitHub(ギットハブ・ソフトウェアの共有サービス)から無料でダウンロードします。インストール作業は不要で、ダウンロードしたファイルをそのまま使えます。ファイルサイズは約18MBとコンパクトです。
ステップ②:ツールを起動する
ダウンロードしたファイルをコマンドプロンプト(パソコンに文字で命令を入力する画面)から起動します。起動に成功すると、パソコンの中に「通信チェック係」が立ち上がるイメージです。
ステップ③:ブラウザで確認画面を開く
普段使っているブラウザ(ChromeやEdgeなど)で管理画面を開きます。ここから通信の内容を一覧で確認できるようになります。
ここだけ気をつけて
また、職場のパソコンや会社のネットワークではなく、必ず自宅の個人パソコンで試しましょう。会社の規定によっては問題になる場合があります。
今日のポイント
- AIサービスに文字を入力すると、メッセージ内容・認証情報・使用量などがサーバーに送られている
- 「Hetty」という無料ツールを使うと、その通信内容を自分の目で確認できる
- 使う際は自分の通信だけに限定し、APIキーなどの情報を外部に漏らさないよう注意しよう
「AIって便利だけど、本当に安全なの?」という疑問を持つことは、とても大切なことです。今日紹介したような仕組みを知るだけでも、AIとの付き合い方が一歩賢くなりますよ。まずは「こんな世界がある」と知っておくだけで十分です!
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Photo by Adi Goldstein on Unsplash


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